重要なスポーツスキル
スポーツをしていく上でどんなスポーツにも必要なスキルというものを知っていますか??
それは、スポーツマンシップです。当たり前だと思ったあなた。「スポーツマンシップを説明して」と言われ困った経験はありませんか?また、あなたが選手ならば、それを行動にできていますか?
なにがスポーツマンシップなのか、どんなものがスポーツマンシップなのか。
スポーツを支える人間として、よく理解していないといけないと危機感を感じています。
スポーツマンシップの本質
サッカーなどでは、代表選手やJリーガーが審判に対してアピールをたくさんしている場面をよく見ます。
それを見ている子どもたちはアピールすることが当たり前のように感じて、やっています。
アピールすることは大切ですが、受け入れられないと審判をしている人に対して明らかに悪い態度を取る。つまり、形だけ真似をしているのです。
これは本質ではないです。
何年も前の本ですが、長谷部誠さんの「心を整える」という本で、長谷部さんのプロフェッショナルなスポーツマンシップにも触れることができます。
アピールをするけど、審判との対話。一方的なものではいけない。
選手・指導者が必要なスポーツマンシップバイブル
そして、現在読み始めたのが
スポーツマンシップバイブル
Twitterで川淵さんが絶賛してたのを見てAmazonで即購入しました。
スポーツマンシップの本質を日本中に広めたいと言っていた広瀬一郎氏が亡くなり後継者不在を嘆いていた。今回東洋館出版社から出版された"スポーツマンシップ バイブル"を読んで素晴らしい後継者が現れたことに心から嬉しく思った。中村聡宏千葉商科大学専任講師の今後の活躍を心から期待したい。
— 川淵三郎(日本トップリーグ連携機構会長) (@jtl_President) 2020年2月7日
バイブルとは「聖書」という意味です。
つまり、スポーツマンシップの聖書です。
スポーツに関わる全ての人が必要な心構えについて書かれたものになっております。著者の中村聡宏さんは日本スポーツマンシップ協会の代表理事を務められています。
スポーツマンシップを備えた選手の特徴

良きスポーツマンシップを持っている選手は、試合を見ていても、一つ一つの動作や気遣いが素敵です。
倒れている選手に駆け寄る。負傷した選手がいる時にプレーを止めて気遣う。Good winner・Good loserである。
その判断は、選手自身がしています。
スポーツマンシップバイブルでは、金メダリストの小平奈緒さんやウサイン・ボルトさんのオリンピックでの立ち振る舞いに焦点を当てられています。
指導者として備えておくべきスポーツマンシップ
スポーツマンシップを正しく教えられる指導者になるためには、指導者が理解する必要があります。
「道徳心・人間力」これらは、指導者に必要なものです。
良き選手、良きチームを育てるために、新しくインプットしてすぐにアウトプットを繰り返し洗練される必要があります。
スポーツマンシップを身につけて成功してくれる選手を一人でも増やすことで、スポーツの価値も高くなります。
必ず心得ておきたいもの
スポーツ に関わる人すべての人が必ず心得ておきたいものとして説明されているスポーツマンシップ。
スポーツマンシップの中でも、
- 尊重
- 勇気
- 覚悟
の3つが挙げられています。これらを意識していくことでスポーツマンとして社会に貢献できるような人格者に近づきます。
さいごに
スポーツのあり方をとても考えさせられる本でありました。スポーツに関わっていく上で、誇りを持って行動するため、現代社会に貢献するためには、読んでおいて良かったと思いました。
体育会学生が社会で重宝されている話をよく聞きます。多くの場合、スポーツを通じて人材育成されているからだと思います。
そして、スポーツマンシップについて、学び直すことはスポーツの価値を高めることにつながるのではと思います。
何度も読み返して、社会に貢献できるスポーツマンになります。
中村先生からのメッセージ
著者の中村先生からもメッセージをいただきました!!
よき指導者になっていかれること、応援したいです!どうもありがとうございます!
— 中村 聡宏 (@NakamuLucky1001) 2020年2月15日
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