ゴールデンエイジ期に効率良く運動能力を伸ばす方法

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運動能力を効率よく伸ばすためには、ゴールデンエイジと呼ばれる時期に様々な運動をすることが重要です。ゴールデンエイジ期とは何か。また、どんな運動を行うことが良いか挙げていきます。

運動能力を伸ばすためにできること

運動能力を伸ばすのは、大人に近づいていくほど大変になります。しかし、子供のうちであれば、運動能力を伸ばすのに必要なことは少ないです。大切なのは、子供の間に様々な運動や遊びを行うことです。特に大切な時期をゴールデンエイジ期と呼ばれます。

この時期に多くの運動を行うことがとても重要になってきます。

ゴールデンエイジ期は9歳〜12歳の運動能力を高めるのに良い時期のことです。

ゴールデンエイジ期に行うと良いこと

ゴールデンエイジ期に行う動きでどんなものが良いか具体的に挙げていきましょう。

この時期には、特定のスポーツに関わる動きだけではなく、多くの動きを行うことが良いです。基本的な「立つ」「歩く」「乗る」といった動作から、「投げる」「蹴る」「運ぶ」「打つ」などといった動作も取り入れることが大切です。

「自己の身体を操作する型」として「非移動系(平衡系)の運動」と「移動系の運動」に、「他者を操作する型」として「操作系の運動」に分類されるのが一般的という。

幼児期の基本的な動きを身につける運動指導のあり方

非移動系(立つ・寝転ぶ・逆立ちするなど)・移動系(歩く・走る・跳ぶなど)・操作系(かつぐ・運ぶ・投げるなど)を組み合わせて行うことです。

小学校までの体育を含めた運動ではとても重要だよね!

また、ゴールデンエイジ期の子供たちだけでなく、その前の時期であるプレ・ゴールデンエイジ期の子供たちにも有効とされています。4歳〜12歳ごろまでは特に意識させたい内容です。

子供たちの成長に意識すること

子供たちに運動指導する場合は、遊びと結び付けて楽しさを重点に置いてあげることが大切になります。その中で、身につけて欲しい動きがある場合は、その動きと似た運動経験が重要になっていきます。似た動きをやったことがあって、馴染みがある場合は、真似することへのハードルが低くなるので、習得が早くなります。

また、意識的に褒めてあげることも重要です。盛り上げたり、褒めてくれてりすることで疲れを感じにくくなり活発になります。

ゴールデンエイジ期の注意点

ゴールデンエイジ期の注意点があります。これはよく勘違いになっていることがあるのですが、それはゴールデンエイジ期の期間が過ぎてしまったら技術が身につかないということです。

ゴールデンエイジ期はあくまで、敏感に捉える時期であっていわばボーナスタイムのようなもということが正しいです。

慌てることなく、長い時間を持って様々な運動を行うことが大切です。

運動できるか、できないかは、遺伝??環境??

運動できる人・運動できる子は遺伝だと思われがちですが、環境が与える影響は大きいです。

運動ができる親のもとで育った子供は、生活と運動が深く関わっていることが多いと思います。上手に体を動かしている姿を見て、真似して育っていたり、幼い頃から体を動かして遊んでいたりするためです。

子供の体力・運動能力の低下がデータとして毎年現れていますが、同時に運動時間が減っていることもあります。運動時間の量が与える、体力と運動能力の度合いは関係してくることがわかっています。「仲間・空間・時間」の減少が原因です。

もし遺伝の影響が大きいのであれば、「仲間・空間・時間」が減少したとしても、そんなに体力・運動能力低下が問題にはならないのではないかと思います。

しかしながら、体つきや心肺機能などが似ているという構造的な遺伝は起こりますので、育つ環境に遺伝的な要素が付け加えられるといったことになるでしょう。

ゴールデンエイジ期を過ぎても運動能力は高まる

注意点の時にも挙げましたが、ゴールデンエイジが過ぎても運動能力は高まります。これは、「動きが洗練される」ことによって高まっていきます。繰り返しやっていくことで上手になっていくというものです。

基盤となる運動の多さが多ければ、洗練できる動きが増えるので、幼少期には、洗練された動きよりも多様化できる動きをたくさん身につける方が理想的です。

サッカーや野球などは上手いけど水泳はできない。などは、早いうちから動きが洗練されていってしまったために、力が入って泳げなくなってしまったなど幼少期の経験が影響していることもあります。

しかし、動きの洗練化は成長してもできます。集中的に行って運動能力を高めましょう。

自転車の乗り方など覚えてしまうとずっと乗りこなすことができますよね?覚えたものが洗練化され、ずっと乗りこなすことができるようになっている証拠です。

環境を整えることがとても大切

環境を整えるといっても、家にゴールを置くや運動施設に毎日連れていくと言ったようなことではありません。もし、そのようなことができれば効果は高まりますが、体を動かして遊ぶことや沢山体を動かしたりするなどのことです。

子供の運動では、保護者や指導者によって「運動をしたい・遊びたい」ということを導いてあげることが大切です。

大人の運動では、時間をかけて動きを洗練させていくことが大切です。

指導者として意識しておきたいこと

意図的・計画的な運動や遊びを考えることも必要です。また楽しみを感じさせて、出来たといった達成感や褒めて盛り上げることで自己肯定感を高まるようにしてあげることも意識したいところです。

遊びや習い事の中で多くの人と関わり合いを持つことで子供たちの社交性も身につくようにしてあげることが大人のできることではないでしょうか。

参考文献

幼児期の運動能力と運動習慣・生活習慣との関係 運動好きで元気な子どもを育むための予備的研究

平成20年度 神奈川県立体育センター研究報告書 子どもの体力及び運動能力の向上に関する研究

Kid's 習い事・スポーツGuide

ゴールデンエイジは間違い!JFAの不都合な真実とは?

After watching this, your brain will not be the same | Lara Boyd | TEDxVancouver

幼児期の基本的な動きを身につける運動指導のあり方

早期スポーツエリート教育は「悪」か

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