ハンドボールは、競技として走る・止まる・跳ぶというのが繰り返し行われる競技です。しかも、その頻度は多く、強度も高いです。急激に方向転換したり、力強く踏ん張ったりなども繰り返し行われます。
シューズのサイズが足に合っていないと捻挫などケガしやすかったり、動きづらかったりします。また、耐久性もハンドボールのような激しい動きに適していないシューズであると数日しか履いていないのに破損してしまうようなことになりかねません。そのためしっかりと選ぶ必要があります。
ハンドボールシューズの選び方と注意点

サイズは一番重要!!成長期は特に気を付ける!!!
サイズが合っているかは一番重要です。ここで間違えると靴としての性能は発揮されにくくなります。また、サイズの合わない靴を履いていると体への影響も出てきます。成長期にわざと大きい靴を買って長い間、履かせようとすることもあります。絶対にやめた方が良いです。体への不調が出てきやすくなります。その影響によって、最近は、浮き指という症状も増えてきました。
成長期には買い替えて足にあった靴にすることがオススメです。
体重を支える重要な部分ですので、意識しておく必要があります。
その他の選び方は機能性・デザイン
ハンドボールシューズを選ぶ際に気になるのは、クッション性やグリップ力や動きやすさといった機能性とデザインという点もあると思います。僕も動きやすいか、好きなデザインか気にしてみています。機能性を高めるためにシューズの形が変わっていることもありますので注目です。
機能性重視
- 捻挫しにくいように安定性を高めている
- 走りやすい・ジャンプしやすいようにクッション性を高めている
- 瞬時に止まりやすいようにグリップ力を高めている
- 疲れを感じにくくするために軽量化されている
などのこだわりがあるので気にしてみると良いと思います。
デザイン重視
デザイン重視の場合は、色合いや柄で選ぶと思います。メーカーによって様々なデザインがあるので、沢山見てお気に入りを見つけましょう。
左右違う色の組み合わせや、文字が入っている、迷彩など沢山のものがあります。
オススメは機能性
僕のオススメは、機能性重視です。通常、多くの機能を求めるとシューズの値段が高くなっていきます。怪我が抑えられる・動きやすい・履きやすいことを考えると、少し値段が高くてもいいシューズを選ぶことをオススメします。できれば、試し履きをして購入するようにしましょう。
それでも、ネットの方が安い場合があります。もし、ネットで購入する場合に失敗しない方法もあります。ぜひ参考にしてください。
メーカーによって履き心地も違う
メーカーによってこだわっている作りがあります。それによって履き心地も変わってきます。「どのメーカー」の「どのシューズ」がいいか、比べると良いでしょう。
シューズの詳細に書かれていることが多いので、そこもチェックしましょう!
屋内用と屋外用をチェック!

ハンドボールは屋内で行う競技ですが、部活動の場所の関係で屋外で行うこともあります。そのため、屋内用と屋外用のシューズがあります。正しく選べているか確認しましょう。
インドアシューズは屋内(体育館)用、アウトドアシューズは屋外用になっています。それぞれ分けて購入しましょう。
インドアシューズは、種類が沢山あります。日本だけでなく、海外のメーカーからも出ているため、シューズの種類は豊富です。
一方で、アウトドアシューズは、販売しているメーカーが少ないので限られたものになってきます。
ハンドボールシューズ 国内メーカー
ミズノとアシックス
国内メーカーでの販売はこの2社になります。どちらも日本人に合わせた作りになっていますので比較的履きやすくなっております。
ミズノは「ウェーブ」シリーズ、アシックスは「GEL」シリーズが有名なクッションになります。それぞれ、オンラインショップで多く販売されているため、迷ったらこの2社を選ぶのが良いと思います。
ハンドボールシューズ 海外メーカー
ケンパ・サルミング・アディダス・プーマ
ハンドボールはヨーロッパ発祥の競技で、ヨーロッパではとても盛んに行われています。そのため海外メーカーは日本メーカーよりも沢山売られています。キーパー専用シューズやサイドプレーヤー用シューズといったものまであります。
サルミングは正規販売店が日本でありますので、そちらに行ける方はオススメします。
海外メーカーの購入は、なんといっても「melis」がオススメです。日本で最大級の品揃えですのでこちらでみるのが良いです。
まとめ
ハンドボールシューズを選ぶ参考になりましたでしょうか。ハンドボールシューズのオススメは誰に聞いても違うことが多いです。まずは、シューズを履くのは自分ですから、シューズの大切にしたいことを明確にしましょう。
僕はシューズメーカーで働いている家族がいるのですが、靴はきつい・緩いは良くないと教わっています。なかなか買い換えることが難しいものではありますが、成長期の大事な時期や、合わない靴を履き続けて体調を崩す・怪我をするなら合った靴を履くのが良いと思います。
高校時代、インターハイ予選決勝の二日前に履いていた、おろしたてのシューズが破けた経験があります。その時はバレーボールシューズを使っていました。そこで機能性の重要さを痛感しました。
体を支える重要な部分ですので、自分の足、動き方に合ったシューズを選びましょう。
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